ふとレンタルショップで目に留まった「エトワール」という映画を観てみました。
パリ・オペラ座バレエ団のダンサーたちの日常を撮ったドキュメンタリー映画。
エ トワールとはバレエ団の中で主役を踊るトップダンサーに与えられる称号。パリ・オペラ座バレエ団と言えば、世界最高峰のバレエ団。そこで活躍する彼らはま さに Top of the Top のダンサーたち。この作品では名誉あるエトワールを名乗れるバレエダンサーたちの過酷な練習風景、精神的なプレッシャー、トップであるがゆえの孤独・悩み など、 またエトワールになるため血の汗を流すパリ・オペラ座バレエ学校の子供たちも映し出されています。
いやいや、ホント、芸は1日にして成らず・・ですな(笑)
大した期待も持たず観た作品でしたが、背筋がピンとなる映画でした♪
うさうさは子供の頃、バレエを習っていたことがあるので、なんとなくバレエは身近な存在。
ロシアにいた時はボリショイ・バレエ団の公演をよく観に連れて行ってもらいました。65歳でボリショイを退団した怪人プリセツカヤの公演も観たことがあるらしいけど(当時50歳くいらか?)さすがに覚えてません。ポコちゃんに感想を聞いたら「ありゃ、お化けだよ!」と不謹慎なお答えが・・(笑)
そう言えば、昔誰かが「プリセツカヤ(1925年生)を観に行くって、中村雀右衛門(1920年生)を観に行くのと同じだよね〜(=いつも「これが最後かもしれない!」という思い)」、と言っていたのに笑いました(笑)。
イギリスにいる時は、英国ロイヤル・バレエ団をよく観に行きました♪バレエ好きの人なら、下の真っ赤な公演プログラムを見ればすぐ分かるモノ。
英国が誇る「英国ロイヤル・バレエ団」の公演プログラムです。
イ ギリス留学している人の中で、意外とバレエ好きの人は男女共に多く、勤め先で一緒だった留学生の女の子は、シーズン中は毎晩ロイヤル・オペラ・ハウス@ コヴェント・ガーデンへ通い詰めてました。公演当日の stand by tichet は4〜6ポンド(当時価格で800〜1200円)くらいと聞いていたので、本当にバレエ好きの人にはたまらない値段だと思います。
さすがにそこまでする元気と気力と体力がないうさうさは、シーズン中にせいぜい2回くらい(笑)それでもダーシー・バッセル、ヴィヴィアナ・デュランテ、シルヴィ・ギエムなどの名プリマの公演を鑑賞できたのは良い思い出☆
でも何気にイチバン記憶に残るのは、当時ファースト・ソリスト(のちにプリンシパル)となった「くまてつ(熊川哲也)」の踊りかな〜。
ま だ主役でこそないんだけど、必ず見せ場で登場するくまてつのスバラシイ跳躍力!そして、とにかく回る回る回る〜、ぐるぐる回る〜!(笑)彼が登場すると、 劇場はいつも割れんばかりの拍手喝采なのだ!最後のステージ挨拶で主役以上にスタンディング・オベーションをもらったこともある。。
どうしても外見的にハンディがある東洋人。そりゃ8頭身で金髪&青い目の西洋人(実際そんな人も多くはないけど、笑)と並ぶと、どうやっても王子さま役として見劣りしてしまうのも事実。そんな中で彼の魅せる技術力の高さは同じ日本人として、ちょっと誇らしかった(笑)
6年ほど前からすっかりご無沙汰のバレエ公演。今度久々に行ってみるか〜。
*∴*∵*∴*∵*∴*∵*∴*∵*∴*∵*∴*∵*∴*∴*∵*∴*∵*∴*∵*
「エトワール」2000年/フランス
監督:ニルス・ダヴェルニエ
出演:マニュエル・ルグリ、ニコラ・ル・リッシュほか
うさ評:★★★☆☆
2 件のコメント:
月曜日、鬱気味にて会社休んでしまった。気分が沈みこんでどうにもいられませんでした。病院にも行ってみて、とりあえず薬を飲むことになりました。映画とかもあまり観るの良くないって・・・。唯一の趣味だったのに。でもとにかくアクティブに動きすぎたのが良くないみたいで、30-40%くらい行動を遅くしろって言われました。あ、バレエね、バレエ。ホント、熊川哲也の踊りはすごいよね。あの跳躍力と決してブレない回転力。日本人として誇りに思うよ。彼と滞在時期が重なっていたなんて、羨ましくて仕方ありません。きっと毎日観に行ってしまってただろうね。
えー!どうしたんですか?大丈夫ですか?いつも120%元気過ぎたのがいけないのかしら??確かにストレス発散行為をし過ぎると、その反動で余計depressedしてしまうと聞きます。その時はパーッと楽しい分、余計に現実が辛くなる・・というような。
バレエはmorimoriの専門だよね♪(笑)うさうさは詳しくは分かりませんが、くまてつは本当に凄かったです!
そういえば、どっかのホテルでロイヤル・バレエ学校へ入学するために渡英して来たとかいう16歳くらいの女の子2人と出会ったことがあったなぁ〜。芽が出たのでしょうか?
コメントを投稿