2007年7月5日

映画:石の微笑

うさ評:★★☆☆☆

ポコちゃんから「旅行行っていて観れないから、代わりに観て感想を聞かせて」と言われていたこの映画。。
しかし・・非常に感想書きヅライんですけど〜(涙)

気を取り直して・・。

こ の作品は英国ミステリー作家のルース・レンデルの同名小説を映画化。ストーリーは、妹の結婚式で出会った不思議な雰囲気を持つ女性センタ(ローラ・スメッ ト)に惹かれて行くマジメ青年フィリップ(ブノワ・マジメル)。お互いを運命の人と信じ、激しく愛は燃え上がる。しかし、どんどんエスカレートしていく彼 女は、とうとうふたりの愛の証明に人殺しを要求!

とまぁ、 破滅型のドン引き内容なのですが(苦笑)、そこんとこは意外と嫌いじゃないうさうさ。映画についてはイチロー並にストライクゾーン広いです(笑)
今までこの手の映画で印象にあるのはジェレミー・アイアンズ主演の「ダメージ」とか、本作品の主演男優ブノワ・マジメルの「ピアニスト(←コレで彼はカンヌで主演男優賞を受賞)」とかなのですが、これらとはちょっと違う趣のドン引きさ(笑)

正 直なんかちょっと中途半端というか・・もっとミステリー仕立てになるかと思えば、そうでもなく、官能的かと言えば、全然だし、キム・キドクの破滅型純愛映 画になるかと思えば、そうでもなく、フランス映画特有の淡々として起承転結がないことだけがやたら目立ったような・・。

これから何か起こ るのかな?と期待したところで終了〜!なんかなんとも消化不良の映画でした。しかもブノワ・マジメル、美少年のイメージだったのに、フ ツーになっちゃてたし(笑)。普通の男がファム・ファタールに取り憑かれた顛末・・という筋ではフツーでよいのかな?(笑)

いやいや、お仕事でお疲れの友人は隣で心地よいお眠りに入られていたようですが(笑)、久しぶりに観終わった後に「脱力」を感じた映画(笑)
でもレイトショーにも関わらず、意外と人が入っていたことにびっくり!う〜ん、コアなフランス映画ファンなのかな?

2 件のコメント:

morimori さんのコメント...

はい。うさうさの隣で爆睡していた友人Mです(笑)。私もレビューしなきゃいけないんだけど、本当に難しいですね。フランス映画観たの久しぶりでしたけど、ホント彼らって独りよがりの人生って感じ。台詞とかも相手との会話というより、独り語りみたいな、独白的な言い回しだよね。基本的に暗いし。でも独特な世界に浸れたという意味では良かったかな。

吉村うさうさ さんのコメント...

うん、確かに暗い・・暗いですね〜(笑)
たぶん初めてちゃん意識して観たフランス映画って「ベティ・ブルー」とかだと思うのですが、その後劇場で観たトリコロール・シリーズとか、基本みんなイっちゃってますよね!?(笑)
嫌いじゃないけど、あんなにも淡々としているのに、すんごいエネルギーを消耗されるカンジ(笑)
morimoriのレビュー期待してます!!

PS)ドルビーサラウンドにはなってなかったので、ご安心ください!(笑)