再び東京ミッドタウン@六本木へ☆
前の職場で大変お世話になった元局長が、結婚&帰国祝いを・・ということで食事をご一緒させて頂きました。アヒル氏とうさうさは社内結婚なので、上司も同僚も知り合いもみ〜んな共通。これは便利なようで不便なようで。。(笑)
今や役員にまでなられている元上司ですが、相変わらず気のいいオッサン風のK氏(失礼!笑)。いつも「韓国料理なんてみ〜んな辛くて、味一緒じゃないか!」と言うK氏は寿司と日本酒を愛する新潟人なのですが、気を遣って頂き、本日は韓国料理で。。(笑)
「テナム」@東京ミッドタウンで食事。
こ こは韓国食文化の基本である「薬食同源」をコンセプトにした韓国料理のお店。テレビドラマ「チャングム」でもお馴染みになったこの「本来の韓国料理」。 現在の韓国料理のイメージにある唐辛子やニンニクが取り入られるようになったのは17世紀になってから。それ以前の韓国料理(特に宮廷料理)は辛くないんです。
このお店も多くの人がイメージする韓国料理=激辛というモノではなく、宮廷料理とまでいかないけど、心身に良いモノを・・ということで化学調味料を一切使用しない身体に優しい薬膳料理です。
が、ちょっと厳しいコトを言わせてもらえば(しかもゴチになっている身なのに、笑)、これは全く以て「韓国料理」ではありません。お店のウリである「九折坂(クジョルパン)」ですら、(美味しかったけど)本場の九折坂とは似て非なるモノ。
いや、韓国料理ではない!と一言で切り捨てるのは申し訳ないのですが、結局食材の違いが一番大きいのかな、と。。
うさうさが日本で韓国料理を作ってみた時に 感じたように、薬念(ヤンニョム)しなければしないほど、素材の味が勝負になってしまうので、日本の食材で韓国の味を出すのは土台無理な話。そして特にこ のような宮廷料理系は唐辛子&ニンニクという強い薬味を使用することがないので、まさに素材が命になってしまうワケです。
料理の監修をさ れているのは在日韓国人の韓国・朝鮮料理研究家の先生で、ご挨拶もさせて頂きましたが、とても真摯に韓国料理の研究をされている方のようですが、これが韓 国の宮廷料理(あるいは薬膳料理)と思われたら・・と思うと、このレベルはちょっと残念な気がしたのと同時に、改めて食材がいかにその国の料理にとって大 切なモノなのかを感じました。
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