2007年10月9日

歌舞伎

ロンドン帰国後、一時期凝っていたのが歌舞伎観賞☆
キッカケは・・外国にいるといろんな人から「カブキ」についてよく聞かれるのに、それまでうさうさは歌舞伎を一度も観たことがなく、いつも返事に困っていたから。。(笑)

やっぱり外国人にとって、歌舞伎独特の「隈取」メークや、ほぼ全裸の大男たちが取っ組み合いをする相撲なんかは「ニッポン」のイメージとして捉え易いモノの一つ。
大いに感心があり、意外なほど良く知っている。が、一方で日本人はみな歌舞伎を知っている(観たことがある)と誤解もしている。我々がスペイン人の誰しもがフラメンコを観たことがあるとか、闘牛場に足を運んだことがあるとか思っちゃうのと一緒(笑)

ということで、日本人なんだから歌舞伎くらいは知らないとね・・と、歌舞伎座通いすること約3年。たまたま会社に歌舞伎好きな大先輩がいたお陰もあるのですが、イロイロと勉強させて頂きました♪
でも残念ながら、徐々に忙しくなった仕事と共に観劇回数は減り、ここ数年はお財布事情によって全く行くことがなくなってしまっ た。。(涙)

ふと、先日歌舞伎座前を通った時に懐かしくなり写真をパチリ☆
この老朽化した歌舞伎座も取り壊しが決まっており、2010年をメドに新歌舞伎座をオープンさせるとのこと。
狭苦しい建物内部、バリアフリーからは程遠い段差の嵐、大向うの3階席の急斜面と座席間の狭さには、うさうさでさえ窮屈で長時間座るのは苦行なんだから、お年寄りにとっては拷問でしかないですね!まぁ、ここが建て替え時ですな。。
あと、その前にあのバカ高い観劇料をなんとかしてもらいたい・・(涙)せっかく日本の伝統文化なのだから。そうすればうさうさの淋しい懐具合でも、また少しは観劇できる日が来る・・かも!?(笑)

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