2007年10月16日

ロシア紅茶事情

さらにもう一つの頂きモノがコレ。Russian Tea Set♪紅茶とベリージャムのセットです。

ロシアン・ティーをご存知の方も多いと思いますが、ロシアではジャムと一緒に紅茶を頂きます。同封されていた説明書には「ジャムにウォッカを少量かけて、口に含んだところでお茶を頂きます」と書かれておりました。

が、ここでチョット??と思ったこと。。「口に含んで飲む」ということは、紅茶の中には入れないのか?

ロ シアン・ティーって、ジャムを紅茶の中に入れて飲むというイメージだったのですが、色々ネットで調べてみると、実は紅茶とジャムを別々に頂くのが正式な飲 み方で、日本で一般的に言われている飲み方は大変な誤解である!とまで書かれていたりします。要はジャムはクッキーなどの茶菓子的な位置付けなので、ジャ ムをスプーンですくって舐めながら、紅茶を飲むんだと。。

そこで、在露歴十何年のポコちゃんに聞いてみたところ(だいぶ情報は古そうだけど、笑)、ポコちゃんの見解では「ジャムは入れて飲む!」でした。
彼の経験値では、当時、まずほとんどのロシア人がジャムを紅茶の中に入れて飲んでいたそうです。(うさうさは全く記憶にない、汗)

う〜〜ん・・どっちがホントなの??

で、さらに調べてみると・・ロシアの紅茶の入れ方に問題がありました。
ロシアでは茶葉を長時間かけて煮出し、渋く濃く煮出された紅茶をお湯で薄めて飲みます。そう、インドのチャイなんかと同じ煮出し方式なのです。(そういえば、ロシア語でも紅茶はチャイですね、笑)
そして、その渋味を和らげるために、ロシアではジャムやハチミツを入れるんだそうです。

ということで、やはり正解は「ジャムを入れる」なのかな!?
勝手な憶測ですが、もしかしてロシアのことなので、昔の王侯貴族や上流社会ではチョロっとジャムを舐めながら頂くのが上品とされて、ボチャっと紅茶の中に入れて掻き混ぜるなんざ、労働者のすること!というような気風があったのかもしれませんね。。
だからお上品に見せたい人は、舐めながら飲んだ方がいいのかも!?(笑)

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