2007年10月1日

映画:題名のない子守唄

うさ評:★★★★☆

友人Mが敬愛する名匠ジュゼッペ・トルナトーレの最新作。今回はミステリーにチャレンジ!と、いかにも知ったかぶっていますが、実はうさうさ、この監督の最高傑作「ニュー・シネマ・パラダイス」を未だに観ていないのです!「『愛の嵐』をまだ観てないなんて〜!」と友人Mに言ってましたが、人のことは言えませんね。。(笑)

暗い過去を持つウクライナ出身のイレーナ(クセニア・ラパポルト)は、ある目的のために独りで北イタリアのトリエステにやって来る。そして幼子のいるある家族に近づいて行くのだった・・。

あとの詳しい内容は他で読んで頂くとして・・過去と決別した女、だけど過去は彼女を決して離してはくれなかった・・という切ないストーリー。
冒 頭の「最後の結末は誰にも話さないでください」と言うもったいぶった注意書きには、正直「それほどのモンではないでしょ!?」と思いましたが、まぁ、それ を置いておいても同じ女性としては非常に心に残る良い作品だったと思います。母の愛がクローズアップされがちですが、うさうさはむしろ愛する男への想いを 強く感じましたね。。

全 編通して暗く重たく救われない雰囲気が漂っているのですが(友人Mが言うようにスバラシイBGMがその暗さをさらに盛り上げてくれます、笑)、最後の最後 でホロリときちゃいました!あの演出は上手いですね!さすがです!あの時のイレーナの表情がなんとも言えずジーンときました。主演のクセニア・ラパポル ト(ロシア出身)はとても良い女優さんですね!

2 件のコメント:

morimori さんのコメント...

自分のブログにも書きましたが、私もこの映画の「秘密」?っていうのが、「それほどのものか?!」という感じだったのですよね。次回お目に掛かったときに、感想を話し合いましょう!私の解釈が合っていたかを知りたい!それにしても4つ星とは高評価ですね。

吉村うさうさ さんのコメント...

そうですよね〜、秘密ね・・う〜ん、確かに「え!?そうだったの?」とは少しは思いましたが・・想定の範囲内ですよね!?

私の解釈!?・・複数になりえる解釈あった?(笑)ぜひ今度お聞かせください〜☆
そう、☆4つはどうしようかな〜、と思ったのですが、あの主演の女優さんの演技に☆1つ追加かな?(笑)