2008年10月12日

ソウル里帰り旅行〜3日目☆ペギル写真

今回の旅行の目的第2弾。うさこの(ちょっと遅い)ペギル記念写真撮影。

韓国では生後100日目を祝い、ペギルチャンチというお祝い会をしたり、記念写真を撮るのが一般的なので、ぜひうさこのペギル写真をソウルで撮りたかったんです。(実際には130日目での撮影となりました)

通常のペギル写真って、赤ちゃんは大人のモデルさながらにいろんな衣装を着て(王子様とかお姫様の格好とか・・要はコスプレ写真みたいな、笑)、分厚いフォトアルバムになるほど何枚も写真を撮るのですが、我が家は日式(*)に1枚のみ(笑)

*韓国では日本式のスタイルを「日式」と言います。

アヒル氏のお母さんが江南にある有名な写真館の予約を取っておいてくれました。

そして、ここで、いかにも韓国!という笑える(?)出来事が・・。


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この写真館は元々はソウル市庁前にあった老舗だそうで、アヒル氏のペギル写真もそこで撮影したそうです。(館内には元韓国大統領の朴正煕の写真が飾ってありました)

写真館内部。


いかにも韓国らしく、超デカデカサイズの家族写真のサンプルがズラ〜リ!(苦笑)巨大な家族写真は韓国の家庭では基本中の基本インテリアです(笑)もれなくアヒル氏の実家にも飾ってあります。

ちなみにアヒル氏との結婚の時、結婚式場でセットで付いていた巨大額物サイズの写真を断ったところ、「サービスだから」としつこく言われ、いらないものはいらん!と何度も断ったら、最終的に写真立てサイズを(無理矢理)2個くれました(苦笑)


写真館というよりは巨大な写真スタジオです。



うさうさ達の前に撮影していた老夫婦が写真サイズでアレコレ大揉めしていて(苦笑)、こちらの予約時間過ぎて待つこと30分。。

ようやく始まった写真撮影。「赤ちゃんのご機嫌はどうかなぁ〜♪」というカメラマンのアジョシ(おじさん)。うさこをチョコンと椅子に座らせてスタンバイ。

そしていきなりカメラマンのアジョシが、うさこの注意をカメラに向かせるために、ものすごい勢いで「アガシッ!ヌグセヨ〜?ヌグセヨ〜?」(お嬢ちゃ〜ん、誰でしょう〜?)と大音量の声とオーバーアクションで怒鳴り始めました(大汗)

オイオイ、怒鳴ってどうする?(←でも韓国ではこれが普通の音量なのだよね。。大汗)

怒鳴られている(としか聞こえない)うさこは、もう完全にドン引き状態。。(涙)全然笑わないし、むしろ警戒心丸出し。アジョシも四苦八苦。いや、笑うワケないでしょ!(怒)

そして、その後さらにビックリする出来事が。。

万策尽き果てたアジョシは、やおら、うさこの目の前にライターを突き出し、いきなり火をシュポッと点けたのです!(驚愕)もちろん火を見ても怖いという感覚がないうさこは相変わらずキョトンとしているだけ。。

アジョシがライターを取り出して火を点けた瞬間、思わずアヒル氏もお母さんも「えっ!?」と固まりました。つか、どう考えてもヘンでしょ!?危ないでしょ!?ライターの火を見て赤ちゃんが笑うと思っているところが怖い!もし何かあったらどうしてくれるんだっ!!(怒)

それでも何度もそれを繰り返すアジョシ。。(大汗)オロオロするうさうさ達。結局ほんのチョット笑った瞬間を撮り、なんとか(うさこが負傷することなく)撮影は終了。マジでビックリしました。恐るべし韓国のカメラマン!(でもこれは普通じゃないと思うけどね。。苦笑)

撮影後も撮った写真データを全然こちらには見せてもくれず、数枚見ながら「コレがいいかな〜」と、自分で勝手に決めている始末。オイオイ!あんたが客かいっ!(怒)思い余ってアヒル氏が「あの〜、確か笑っている瞬間の顔がありましたよね!?あれ見せて下さい!」と言って、やっとデータを見せてもらえました(苦笑)

最後には「全然笑わないね、この子は・・」みたなことを言われ、思わずアヒル氏のお母さんが「ウチではよく笑うんですけどね〜」と苦笑い。

何を質問しても、「大丈夫!任せておきなさい!」ばかり。帰り際に何度もアヒル氏が「(ムカっと)あの笑っている顔にしてくださいね!!」としつこく念押ししていたけど、はてさてどんな写真が出来上がってくるのか・・ナゾです(苦笑)

ある意味貴重なペギル写真撮影でした。(うさこが大きくなったら、この話を聞かせてあげようと思います、笑)

2 件のコメント:

Sっち さんのコメント...

すごいすごいすごい!本当に驚くべき文化ですね!写真、、、大きすぎてコワヒよ。。。
それにカメラマンさんっ!!ちょっとちょっとちょっと!!輪をかけてコワヒよっ!!確かにちぃの百日の写真撮影のときのカメラマンさんもデッカイ声&手拍子で1mmも笑えませんでした(泣)。
お国事情が違うこそすれ、カメラマンってちょっと変わった方が多いのでしょうか?
面白いものですよね。

吉村うさうさ さんのコメント...

そうそう、こちらも手拍子ありましたよ〜(笑)デカ声、オーバーアクション、手拍子・・そしてライターと(呆)ほんと、あり得ない記念撮影会でした(苦笑)
友達がソウルで頼んだ写真屋さんのカメラマンはとても上手にあやして撮ってくれたらしいので、多分このオジサンがあり得ないんでしょうけど。。(苦笑)ほんと、ちゃんと写真が出来上がってくるのを祈るばかりです。