2007年9月5日

スルタンよりスゴイ!?

台風接近中の東京。。

夏休みが終わったら行こうと思っていた東京都美術館の「トプカプ宮殿の至宝展」@上野へ行ってきました。
夏休みも終わり、さすがにこんな悪天候だから人も少ないだろうと思っていたら大間違い!(涙)大量のオバチャン最強軍団がワサワサ!さすが、50代女磨きが盛んな日本です(笑)

アジア・アフリカ・ヨーロッパの三大陸にまたがり、広大な領域を支配したオスマン帝国。王朝は600年以上も続き、その巨大な専制君主国の栄華は各分野で素晴らしい文化を育みました。
今回はオスマン帝国の君主(スルタン)の住居であると同時に行政の中心だったトプカプ宮殿@イスタンブールにある博物館から贅を極めたコレクションを公開。

ス ルタンは西洋列強諸国に対して「豪奢は戦争より安上がりである(莫大な戦争費用を使うより、贅沢な品々を見せつけることで相手の戦意を喪失させる)」とい う考えのもと、オスマンの巨大な軍事力と権力を誇示するために全国の優秀な職人を集め、ありとあらゆる分野で金に糸目をつけず 贅の限りを尽くしたモノを作るよう命じたそうです。
ダイヤモンドが散りばめられたコーヒーカップとか、そこまでする必要があるのか!?というくらいムダに贅沢なモノばかり。。(笑)

また特に華やかな宮廷文化が誕生したハレムからは、これまたきらびやかで優雅な生活を垣間見れる女性の衣服や装飾品が沢山!

「あっら〜、見て見て、ステキィ〜〜っ!」と、オバチャンたち、ケースに額を押し付けんばかりに食い入るように見てましたね〜(苦笑)こらこら、オバチャン、額の脂、付くで〜(笑)周りは同胞オバチャンだらけなので怖いものナシですね。。(涙)

ご存知一夫多妻制のイスラム社会。
最盛期には1000人近くの女性(ほとんどが人身売買された奴隷)が住んでいたハレムではスルタンの寵愛を受け、めでたく世継ぎを産んだとしても、次に待っているのは熾烈な皇位継承問題!
我が子がスルタンになれば、スルタンの生母として絶大な権力が手に入る母親たち。前スルタンの後継者として即位した王子は、スルタンの座を狙う異母兄弟との抗争を避けるため、他の兄弟を皆殺しにするというのが慣行だったそーで・・(汗)
1922年に帝国は解体するのですが、以前何かの番組でハレムにいた最後の女性の話が出ていたなぁ。時代錯誤のような話ですが、ホンノ85年前まであった世界です。

いや〜、面白いですねトルコ!行きたくちゃったなぁ〜♪

それにしてもオバチャンたち!!(怒)
もれなくみんなグループ連れで、「去年、行ったわよぉ〜トルコ!伸び〜るアイス食べたわぁ〜(←ドンドルマのことらしい、苦笑)」などと井戸端話しながら説明パネルを大声で読み上げるのを止めて頂きたいです!(涙)スルタンよりパワー、キョーレツだよ。。

・・・うさうさもそーゆーオバチャンにならないよーに気を付けよ。。(笑)

2 件のコメント:

morimori さんのコメント...

このブログを見て、私もトルコ行きたくなったわ~。アルハンブラ宮殿も見てみたいな。トルコはね、行ったことないんだよな。結構日本から行くの安いよね。いつか行こうっと。

吉村うさうさ さんのコメント...

やっぱりトルコは1度行っておかないとね〜☆トルコ人って親日的で、特に日本女性はモテるらしいよ〜(笑)・・・ってイタリア人も同じだと言われたのに、独りでいても全く声を掛けてもらえなかったうさうさが言うのも何ですが。。(笑)
食事も世界3大料理の一つだしね♪