2007年9月22日

鍾乳洞デビュー♪

先日のうさうさの日原鍾乳洞探険@奥多摩に続き、この3連休初日、アヒル氏もついに鍾乳洞デビューを果たしました♪
実はアヒル氏、韓国で入洞経験アリということらしく「俺も行きたいなぁ〜」と言うので、群馬にある不二洞という鍾乳洞へ行ってみることに。。

一応日帰り可能な鍾乳洞ということでチョイスしたのですが・・連休初日の関越道路の激混みと秩父山地に入ってからの田舎道に約4時間かかり、やっとこさっとこ現地に到着〜(涙)すでにヘトヘトでしたが、ここからが本番!

疲れた身体にムチ打ち、いざ探険へ!

この不二洞がある群馬県上野村は、あの日航機墜落事故で有名な御巣鷹山があるとこなんですよ〜。そう説明すると、周りがどれだけ山岳地帯なのかお分かり頂けると思います。。 

でも、不二洞がある場所は川和自然公園と呼ばれ、山小屋風のコテージやキャンプ場などの宿泊施設がある、ちょっとした森林リゾートで、むしろ前回の秘境のような奥多摩よりは開発された観光地っぽい。   

あちこちにある案内板の小人からして、すでにテーマパークっぽい。。(汗)中国じゃないけど、著作権取っているのか疑問(笑) 

案内版の通りに行くとまず出て来るのが「スカイブリッジ」という目も眩むような深い渓谷を繋ぐ巨大な吊り橋です。





全長225メートル。高さ90メートルの吊り橋。下を見ると雄大な渓谷が見えて圧巻なのですが、高所恐怖症の人(←アヒル氏です、笑)には結構ツライかも!?

うさうさは高所恐怖症ではありませんが、一度だけ足がすくんで動けなくなったことがあります。。
ミュンヘン郊外にあるノイシュバインシュタイン城の側に掛かるマリエン橋を渡ろうとした時のこと。(あの有名な「白鳥城」のショットはこの橋から撮影されるモノです)
あまりの断崖絶壁っぷりと、うろ覚えなんですが、確か吊っているのではなく、岩と岩の間にただ掛かっているだけの橋で、足元の板間の隙間から眼下の滝壺が丸見えで、3分の1歩いただけで、本当に足がすくんで歩けなくなりました(涙)。
あの橋もこのスカイブリッジと同じく高さ90メートルだったと思います。


これは渡り切った不二洞サイドから全景を見たところ。

子供が橋の上をバタバタと勢い良く走ると、ゆらゆら〜と揺れるのは確かに気持ちいいものではありませんね〜(笑)アヒル氏はきっと「走るな!ガキ!」と心の中で悪態を付いていたに違いありません(笑)





この恐怖の橋を渡り切るとやっと不二洞の麓へ。

実際の入口はもっと山の奥。。またまた山道を登って行きます(涙)

また小人の案内板が・・(苦笑)





やっと辿り着いた入口には鍾乳洞内部の案内図が。。

ここで簡単にこの不二洞の説明を。
1200前から知られていたらしき鍾乳洞。ハッキリしているのは400年前に、ある僧侶がこの洞窟を探険し、修行の場として世に広めたらしいということ。

全長2200メートルで関東最大と記されている・・ん!?奥多摩の日原鍾乳洞も関東最大じゃなかったっけ??あれ?どっちが本当なの?(笑)
ま、ここの不二洞を含め、鍾乳洞はまだまだ未探険&未発掘のところも多いので、現時点ではどこが関東一なのかはハッキリと断定出来ないということでしょうかね(笑)



さて、入口からはまず長〜いトンネルを抜けて、鍾乳洞の内部に入って行きます。
ここはひんや〜りしていて、かなり気持ちいいです♪(その後は歩き回るので、大汗ですけど。。)

日原は入口と出口が一緒でしたが、ここは別々です。

またまた秘密基地に向かうような期待感♪


*写真は全て拡大して見れますのでクリックしてどーぞ♪




が、トンネルを抜けると待ち受けていたのは・・。

ドド〜ンと縦穴を突き抜けるようそびえ立つ螺旋階段(汗)
この高さ40メートルの螺旋階段をくるくるくるくる・・上がって行きます(涙)

すでにトンネルの勾配で息切れしているうさうさ(涙)








内部は赤土が目立つのですが、これはテラロッサと言って、石灰に含まれる炭酸カルシウムが溶け出し、後に残った鉄分などが酸化したためにそのような色になるそうです。ふむふむ。

洞内ではコウモリが行き交っています。やはり洞窟と言えばコウモリですもんね♪









もれなく、ここでも仏教にちなんだ名称が付いています。

これは「閻魔の金剛杖」。
「金剛杖」を7回撫でると心配事や悩み事がなくなり、願い事が叶うとのこと。
アヒル氏、真剣に撫でていました。。悩みが多いのね〜(涙)

よく見ると、裏には「非常用出口」の案内版が!鍾乳洞に非常時の出口があるんだぁ〜(苦笑)なんかチョット興醒めです。。






日原鍾乳洞のように、あっと息を飲むような驚きはありませんでしたが、この支洞の鍾乳石は素晴らしく幻想的でした♪

ただ、日原鍾乳洞がまだ「生きている鍾乳洞」という印象に比べ、ここはすでに死んでいるカンジがします(涙)
あちこちが危険防止のためか、削り取られていたり、石に見せかけたスピーカーが置いてあったり、人の手が加わった人工感のせいかもしれませんね。。







あるサイトには、ここは早くから人が出入りしている鍾乳洞なので、風化は致し方ないとのこと。。

でもこんな鍾乳石を見ると、一体どれくらいの年月をかけてココまでなるのかと感動的♪

ツルツルですよ、ツルツル!







極度に狭い箇所も少なく、バリエーション的には平凡ですが、アヒル氏は相当楽しそうでした(笑)

約40分コース。洞内はあまり涼しくはなく、むしろ大汗でした。。(涙)





やっと地上です!

昔はここが入口で、どんどん下に支洞を発掘(と言うのか?)して行ったようです。
かなり山の高い部分から下部に広がっている鍾乳洞のようですね〜。





出口を出たら、帰りは再び山の麓へずんずく降りて行かなければなりません。。サクサク歩くアヒル氏。うさうさはすでに膝がガクガクなんですけど〜(涙)

帰りは麓の売店で牧場ソフトクリームなるものを食べ(牧場がどこにあるのかは不明、笑)、近所にあった国民宿舎の日帰り温泉でひと風呂浴び、帰途につきました〜♪


帰りも約4時間かかり、結局走行距離は350キロ!
アヒル氏、本当におつかれさまでした〜♪でもとても楽しくリフレッシュできたようなので、取り敢えずは良かった、良かった!ま、次回はせめて1泊2日で行きましょう!(笑)

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