2007年9月30日

憤り

普段生活していて「怒る」ことはあるけど、「憤り」を感じるほどの出来事ってそんなにはない・・。

久しぶりに憤りを感じたコト。
先 日ミャンマーのデモ隊との衝突で起きた日本人ジャーナリスト銃撃事件。
初めは撃たれた直後に撮影されたと思しき静止画像だけがテレビなどで流れたけど、 日を追うごとに、射殺の瞬間、そして地面に倒れ込んでもなおも手にはしっかりとカメラを握りしめ、必死に顔を起こし、映像を撮ろうとしているかのような動画映像が流れ始めた。。
人間って、あんな至近距離で撃たれても(ちょっと身体は飛んでましたよね!?)カメラを手離せずにいられるものなのか!と妙に冷静に思った。。

映像って本当にスゴいなぁ〜、と思う。動く映像は本当に生々しい。。
銃弾という圧倒的な暴力に対して、理不尽にもあっけなくジャーナリズムの魂がもぎ取られた瞬間を見て、本当に久しぶりにやり場のない「憤り」を感じました。

「憤り」といえば、1年前ソウルのとあるデパ地下で起きたコト。
やや混み合うデパ地下で、一人の若い女性が押していた買い物カートが、自分の前を歩いていた女性の足元にチョットぶつかった。その弾みで素足だったその女性は足に擦り傷を追ってしまったのですが、当然そのカートを引いていた女性は慌てて平謝り。

が、その時信じられないような光景が!
い きなり、一緒にいた身なりの良い江南マダム風の母親らしきアジュンマ(おばさん)が、猛烈な勢いで平謝りしているその女性に罵声を浴びせ掛け、持っていた カートを思いっきり彼女 の身体めがけてぶつけたのだ!しかもガンガンと何度も!もう、あまりに突拍子もないその行動に唖然とするうさうさとアヒル氏。

突然のカート攻撃を受けた女性は当然うずくまり気味に、それでも「すみません。。」と涙声で平謝り。韓国アジュンマの常軌を逸脱した気性の激しさは時々目にするし、その度に苦笑してきたうさうさだけど、今回はさすがに笑えなかった。。(哀)
笑えないどころか、吐き気を催すほど非常にやり切れない「憤り」を感じた。

このブログではこんなマジメな話を書くつもりはないんですけど(笑)、間違った暴力に対して「憤る」気持ちは決して失ってはいけないと思い、敢えてつぶやきました。。

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