2007年9月28日

自分にないモノ

最近読んでいる本。

伊丹十三の初エッセイ本で、60年代に長期滞在したヨーロッパでの体験記。伊丹十三についての知識は乏しく、マルチタレントな映画監督で宮本信子のダンナで大江健三郎の義兄とか、そのテード。

そ んな彼のエッセイを読んでいると、とても自惚れでコンプレックスが強く(カッコ良く言えば、スノビッシュとかニヒリストとでも言うのかな?)、繊細でとて もムズカシイ人・・という印象。一緒にいたら非常に面白いけど、こんな人と付き合うのは骨が折れそうだなぁ〜、と(笑)

ところで先日友人Mと「好みの男性」論になったのですが(笑)、若い時って自分の好みの男性像って意外と分かっていなかったりする。。自分では長い間、うさうさと同じように単純明快な人がいいと思っていたのですが、ある時を境に全くの真逆だったことに気が付きました。

単純なうさうさから見たら理解不能なほどスゴイ複雑怪奇な思考回路を持っていて、繊細かつナイーヴなアヒル氏は、まさにうさうさにとって「付き合うには骨が折れそうな人」・・が、不思議なことにそのフクザツなところに惹かれるワケです(笑)

そういえば、伊丹十三は精神分析学者の岸田秀に傾倒していたらしいけど、アヒル氏の愛読書も岸田秀だったよなぁ〜(爆)

似た者夫婦という言葉がありますが、うちに関して言えば当てはまりません(笑)うさうさは自分にないモノを相手に求めるタイプなのかもしれません。。

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