2007年9月19日

うさうさの洞窟探険☆

本日うさうさ、早速洞窟探険に行って参りました!
目指すは奥多摩にある日原鍾乳洞
我が家から所要約3時間という遠足です♪

久しぶりの遠足にウキウキのうさうさ!・・が、待っていたのは・・とてつもない長旅でした(苦笑)

まずはJR青梅線の終着駅「奥多摩」へ。
ここは「関東の駅百選」の一つで、東京都で最も標高が高い駅(343メートル)だそうです。
駅からして超ローカル感漂いますね〜。てか、ここまで来るともはや東京都とは思えないほど山奥!(汗)登山客もかなり多いです。。

奥多摩駅からは1時間に2本しかないバスに乗って鍾乳洞の入口まで行くのですが、ずんずく入って行く山道はバス1台しか通れないような細い道(汗)。さらに車窓から眼下に見えるのは底なしのような大渓谷!当然ながら携帯は圏外!(笑)

駅からバスで約30分。やっと辿り着いた鍾乳洞は意外とビジターも多く、お年寄りから若いカップルに友達同士と年齢層は幅広いです。バスに乗っていた人のほとんどがここ目当ての観光客なので、なんとなく連帯感(笑)独りで来ていたサラリーマン風のおじさんもいました(笑)

バスの運転手さんに「帰りは2時55分ですからね〜」と念押しされます。そう、コレ逃すとエライことになりますから、ちゃんと確認(笑)

写真右は鍾乳洞の入口。
渓流沿いにあります。

ここで軽く日原鍾乳洞の説明を。。
総 延長は1270メートル、高低差は134メートルと、関東では最大級の鍾乳洞。都指定天然記念物です。見学できるのは旧洞と1962年に奇跡的に手つかず のまま発見された新洞の2つ。豊富な鍾乳石とその美しさで「日本の鍾乳洞八選」の一つとなっているそうです。ふむふむ。

入口からはドンドン地下へ階段が伸びていて、秘密基地へ行く気分♪超ワクワクのうさうさ!
でも入ってすぐ、「うっひゃ〜、寒っ!!」と、思わず持って来ていたボア付きのパーカーを着込みました。洞窟内は年間を通して11度だそうで、かなりひんや〜りします。

湿度85%と表示されていましたが、上からは絶えず水滴が滴り落ち、湿度タップリでモイスト効果大!(笑)

*写真は全て拡大して見れますのでクリックしてどーぞ♪


あえて人が通っていない時に写真を撮っているので、奥行きや道幅が判りづらいと思いますが、通路は人が一人通れるギリギリの幅、頭上もところどころ屈まなければならない程の低さです。

しばらく進むと、階段ではなく、なだらかに下るフツーの通路になります。高低差100メートル以上ですから、相当下ります。
一応通路はきちんと整備されているし、結構照明も沢山あるので明るく歩きやすいです。

でも学生さんらしき女の子がハイヒールで来ていたけど、あれはチョット・・(苦笑)とゆーのもこの後大変なコトが待ち受けてます!(笑)

洞窟内にある案内看板。

これが見学できる旧洞と新洞。全長約800メートルあるそうです。

洞窟内は上下に少しフクザツな構造になっているので、案内表示板に沿って進んで行きます。迷うことはありません(笑)




しばらく狭く細い通路が続いた後、いきなりお約束(笑)

「三途の川」

手前には「地獄谷」(笑)
古くは山岳信仰のメッカだったそうで、宗教的な名称があちこちに付いています。



またしばらく狭い洞窟の中をくねくね進んで行くと、突如、巨大な空間が目の前に出現!

「あみだの原」と呼ばれる空間で天井までの高さが30メートルほどもあります!まさに地下宮殿!閉塞感が続いていたので、ちょっとホッとします(笑)

ポッカリ空いた巨大な穴は神秘的で幻想的な雰囲気。
映画「犬神家の一族」(←「八つ墓村」の間違いですね、汗)の洞窟シーンを思い起こさせますね(喜)財宝とか埋蔵されてそうです。←全然厳かではなく、超邪なうさうさ(笑)




ここには縁結びの観音様が祀られています。

でも、こんなトコで縁結びされてもねー、という気持ちなんですが・・(汗)






そしてお約束その2(笑)

「賽の河原」

積み上げられた石があちこちに。
ちょっと気持ち悪いですね・・(汗)
鬼のように崩したら、逆に呪われちゃいそうです。。



「十二薬師」

写真右手部分には12本の見事な鍾乳石があったそうなのですが、心ない探険家に折られてしまったそうです。。
見学者の無事を祈願し、この十二薬師をお祀りしているとのこと。

天井にはどうやって貼付けたのか、1円玉がビッシリ!(驚)
オバチャン集団も一生懸命貼付けてました(苦笑)


さて、ここからは第2ステージの新洞へ入って行きます☆

高低差が激しい新洞は、このような急階段を昇り降りしなければなりません・・そしてこれが結構キツっ!!(涙)

階段の勾配もキツいし、ステップの幅も狭く平行ではないし、何よりも水滴で足元がとても滑り易いので、手摺にしがみつきながら、へっぴり腰で歩行するという、かなりみっともない格好に。。(涙)






新洞ではこのように美しい鍾乳石のつららが沢山見れます。

鍾乳石が1センチ伸びるのに、天井から下がる鍾乳石は約70年、床に固まり積もる石筍は約130年の歳月がいるそうです。。気が遠くなるくらい長いっ!





これは下に積もった鍾乳石。キノコのようにニョキニョキ生えているようです。30センチ近くあるので、計算すると4000年の歳月!?

新洞は1200年前の平安時代初期から霊場としてすでに知られていたそうです。霊験あらたかなカンジはしますよね〜。





下りは登りよりさらにキツい(涙)

あのハイヒールの女子大生たちや老人グループたちはコレを登ったのかな?(汗)
うさうさ、日頃の運動不足のせいか最後は息が上がっちゃってましたよ(涙)




雨水の中に含まれる炭酸ガスが、長い年月をかけて石灰岩の岩肌を滑らかに溶かし、ツルツルにしています。

旧洞や新洞以外にも他に6つの洞があるとのこと。
所々にまだ奥に続いていそうな洞窟が鉄柵などで進入禁止となっていました。今後も未知なる新洞を求めて探険が続くんでしょうね〜♪ちなみに新洞は東海大学の学生探険隊が発見したそうです。






そして、やっと地上に出ました〜♪

閉所恐怖症ではありませんが、さすがに40分以上もあの狭い空間にいると、こうやって地上に出て来るとホッとしますね〜♪

いや〜、日原鍾乳洞は非常に見応え十分でした!平日の割に見学者が多い気がしたのですが、休日はもっともっと多いみたいです。洞窟ゆえ人が全然いないのも怖いけど、あまりギュウギュウ詰めになって見学するのも興醒めしちゃうので、丁度良かったかな♪

期待以上にとっても楽しかった第1回洞窟探険の旅☆
次はどこへ行こうかな〜と考えながらも、帰りの電車の中では大爆睡だったうさうさ(笑)
やっぱり遠いわ〜、奥多摩(笑)

みなさんも機会があったらぜひどーぞ!

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