2007年6月3日

お箸置きに凝っているワケ

ポコちゃんから再度「いつも料理の話ばかりでつまらん!」というクレームが。。(笑)

え〜、そんなコト言われましても・・日々の話題って食べるコトくらいしかないうさうさ(笑)
ということで、今回はお箸置きの話!?

日本へ帰国してからお箸置きに凝っていて、食事の時は必ず使うようにしています。というのも、韓国での食事スタイルで抵抗があったことの一つに、お箸(チョッカラ)やスプーン(スッカラ)を直接テーブルに置くというコトがあったから。。

ご存知の方も多いと思いますが、韓国と日本の文化で大きく違うものの代表に食事作法があります。
日本で「犬食い」はやってはいけない基本中の基本ですが、韓国では真逆です。ご飯茶碗は決して手で持ち上げて食べてはいけません。
そして、日本では究極のタブーである、お箸とお箸で食べ物を渡す行為が一般的に普通に行われます。これは日本人にとってかなりハードル高いですね(笑)

あと日本人女性がちょっとビックリする光景に、韓国では女性が立て膝を立てて食事をするというのがあると思います。
若い女性はあまりしないようですが、その代わりあぐらをかいて座ります。でもオバチャン度が増すにつれ、立て膝組が多くなるようです(笑)

もちろん地べた文化から発生したものですが、椅子文化が浸透してきた昨今でも、やはり楽ちんなんでしょうか、アヒル氏のお母さんも、椅子に座っていても、立て膝を立てて食事します。極度に体の固いうさうさには、マネしたくてもかなり至難の業です(笑)

このように日韓の食事作法の違いはサマザマなところで本当に沢山あって、しかも日本でお行儀が悪いとされることが、韓国では正統なマナーだったりするのが厄介ですね。

で、やっとお箸置きの話。。(笑)
こ こでみなさん、「じゃあ、お箸はお皿の上に置けばいいじゃん!」と思われるかもしれませんが、韓国ではそもそも「取り皿」というものがありません。お味噌 汁も、おかずも、全て一つの器やお皿に盛られて来て、直箸で頂きます。みんなで仲良く自分のお箸で突き合うのが良しとされているので、お箸とスプーンを置 く取り皿がありません。必然的にテーブルの上に直接置くことになります。

余 談ですが、取り皿がないのも結構ツライですね(笑)。アヒル氏のご両親と食事する時など、やはり直箸だと当然遠慮してなかなか食べられないので、決まって 食後はすぐ腹ペコリンです(笑)。
やはりここでも、おかず毎にお皿を変えたり、一人ずつ取り分けて食べる日本の食事文化から脱却するのに時間が掛かりま す。

そう言えば、中国でも日本と同じく、基本的にはおかず毎にお皿は変えて食べますよね!?っつか、こんなにいらないよ〜、というくらい取り皿が山積みで出て来ますよね(笑)
ま、そもそも中国は昔から椅子文化だし、大陸と朝鮮半島との食文化の繋がりはあまり無いのかもしれませんね。

以上、本日はポコちゃん向けに「日韓食文化のお話」でした。
ん!?でも結局「食」になっているなぁ〜(笑)

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