2007年11月20日

スチョの話

韓国に旅行へ行かれたことがある方ならご存知だと思いますが、韓国の食卓ではスチョ(匙箸)を使用します。匙はスッカラ、箸はチョッカラと言い、この2つを必ずセットで使用します。

た ぶん大方の日本人が苦労するのがチョッカラ。大概ステンレス製(*)なので、麺類を頂く時には、使い慣れないとツルツル滑って食べ難いことこの上なし!妙 なところに力が入り、気が付けば非常に肩が凝っていたりします(笑)うさうさはさすがに慣れましたが、観光客が多く行くようなお店では普通の割り箸もあっ たりするので、お願いすることもできます。

余談ですが、韓国ではご飯も汁物もスッカラで食べ、チョッカラはパンチャン(おかず)を取る時にだけ使用するので、これも日本人にはすぐには慣れない作法ですね。。

ちゃんとした宮廷料理のお店や、一般家庭でもチェサ(祭祀)の時には、真鍮製の高級なスチョが使用されますし、お箸置きも出て来ます。


うさうさは何気にスッカラを日本でも愛用してます。(さすがにお箸の方は日本の木製がいいです、笑)スープ系とか炒飯とかでも、普通のスプーンではなく、スッカラ派です。
西洋のスプーンとは微妙に違う、やや丸みを帯びてあまり深さのないフォルムと、持ち手の細長さがシックリくるので好きなんです♪

それにしても、最近思うこと。。
日本の飲食店で使用される割り箸はエコに反してますよね!?かといって中華料理屋さんのようにプラスチック製になるのも考えものですが、何か良い方法はないんでしょうかね。。

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