2007年5月12日

韓ドラから王政まで

先日友人が貸してくれた韓国ドラマDVDをやっと見終わった☆
いやいや、韓ドラって、久しぶりに観ましたが(ソウルではほとんど観てません、笑)、やっぱりスゴいなぁ〜と(笑)

ベタベタな作りに絶対有り得ない発想&展開。
去年韓国で視聴率28%以上を叩き出した大ヒットドラマ「宮(クン)」。内容は韓国に王室が続いていたら・・という、宮廷ラブロマンス。
まぁ、内容はどーでもいいのですが(笑)、コレを観て、ふと韓国の王室について興味が湧いて来ました。


韓国には500年以上続いた、世界でも長い歴史を持つ王朝が近年までありました。言わずと知れた「朝鮮王朝(李氏朝鮮)」です。
1392年に誕生し、1910年の日韓併合により消滅した王朝。

イロイロと調べていると興味深いことが沢山☆
日韓併合により李王家は日本の皇族に準ずる待遇を受け、当時の王族の多くが日本で教育を受け、日本の宮家の人たちと結婚していた人も結構います。日本では朝鮮王朝最後の皇太子と政略結婚された皇族出身の梨本方子妃が有名ですが、その他にも色々といたんですね。。

2005年には、その最後の皇太子李垠(イ・ウン)と方子妃の息子であり、李王朝最後の直系、李玖(イ・ク)が東京の赤坂プリンスホテルで誰にも看取られることなく亡くなったのも記憶に新しい。彼は現在の日本の天皇とは又従兄弟の関係。

やはり日本と韓国はいろんな意味で深い繋がりがあるんだなぁ、と改めて感じました(てか、知らな過ぎ!?笑)。
日本敗戦後、米国の傀儡李承晩(イ・スンマン)が李王家の王政復古を懸念し、皇太子夫婦の帰国を許さなかったけれど、あれだけ自らのアイデンティティーにこだわる韓国という国民性を考えると、王政復古は十分に有り得る話だったんでしょうね。。

「王 室なんて、前時代的なモノはアンビリバボー!」と言いながら、歴史あるヨーロッパにコンプレックスを抱くアメリカ人。お金で歴史は買えないもんね。(ちな みに、スコットランドへ行ってイチバン驚いたのは、スコティッシュ・キルトの民族衣装をまとい、バカ騒ぎしているご先祖参りのアメリカ人団体観光客、苦笑)
どこの国もその国の歴史は民族の根源になるモノ。日本以上にアメリカの影響を受け、それを引きずっている韓国ですが、世界でも稀に見る長い歴史を誇る朝鮮王朝を自らの根源とする日は来るんでしょうか。。

韓ドラから王政まで・・、なんとも大きな話になっちゃいました(笑)

2 件のコメント:

morimori さんのコメント...

「宮」全話ご覧頂けたようで、ありがとうございます。近年の韓国ドラマの中では、かなりのヒットで、DVDも2―3万セットくらい売れてるそうです。これはすごいことだよ!「冬のソナタ」の20万セットには遠く及びませんが(笑)。出ている俳優達は若いけど、中身はしっかりとしてるドラマでしたよね。

吉村うさうさ さんのコメント...

DVDありがとうございました☆久しぶりに韓ドラ漬けになりました(笑)去年TVでヒットしていた時はどーなのコレ!?と懐疑的でしたが、なかなか面白かったです♪やっぱり大ヒットするだけありますね。主人公のユン・ウネ、スタイル抜群ですね!膝から下がなっが〜い(笑)