2007年5月15日

映画:スパイダーマン3

うさ評:★★☆☆☆

アヒル氏から急に夕食を食べないとの連絡があったので、これまた急に友人Mとみゆき座@日比谷にて映画鑑賞へ!

「スパーダーマン」シリーズ3作目(一応完結編なのかな!?)。
アメコミ原作映画っていかにもアメリカ(ハリウッド)映画っていう感じが大嫌いなので、基本的には観ませんが、珍しく「X-MEN」と、この「スパイダーマン」だけは別。

前作2本ともうさうさはそれなりに楽しめたのですが、いかんせん今回は前評判が悪い。やはり続編が前作を上回るくらい面白くなるというのはなかなかムズカシイのね。。(涙)

ということで、あまり期待せずに観に行ったうさうさ。
シリーズものなので、前作を観ていないと正直話が見えない部分が多い。観ているはずのうさうさでさえ、「あれ!?そんなんだったっけ?」と思っちゃうくらいだから、記憶力に絶対的自信があるワケでないようでしたら、観る前に一度おさらいをして行った方がいいかも!?(笑)

今回は「復讐心」という心のダークサイドを軸に、友情、恋愛、新たな強敵、さらには自分との闘いがテーマ。「復讐心」がスパーダーマンを黒く染めて行く・・と、まぁ、散々あちこちで予告しているので、詳しいストーリーは端折りますが(笑)

中盤まではフクザツな要素が上手く絡み合い、「お!結構イケるじゃん!」と期待したのですが、はやり後半は中弛みしてしまい、「やっぱりダメか・・」と(涙)。大きく広げすぎた風呂敷を、終盤になって慌てて、半ば無理矢理たたんだ感は否めません。
1作目で父親をピーター(主人公)に殺されたと思い込み、その後執拗に彼に攻撃を仕掛ける親友ハリーに、最後の最後になって「お父さんは自殺だった」と諭す執事(笑)「もっと早く言えよ!」と、始終こんなカンジでとほほ〜。

さすがに映画史上最高額の製作費(約357億円)を掛けたCGIはさらにパワーアップし、NYの摩天楼を自由自在に飛び回るスパーダーマンの目まぐるしいアクション&バトルに、オバチャン年齢に差し掛かっている(!?)うさうさはクラクラしちゃいました(笑)

最 終的には復讐心で黒くなったスパイダーマンは自分を取り戻し、全てを「許す」のですが、そのクライマックス部分で正義のヒーローに戻ったスパイダーマンが 颯爽と上空から現れ、降り立つシーンのバックが、デカデカとたなびくアメリカ国旗だったところに「痛さ」を感じる(笑)ほんと、好きだよね〜、アメリカ 人!(苦笑)

「復讐心」と「許し」。
許すことは自分をリリースすること。「許す気持ちは現在の全世界に最も必要な命題でもある」と書かれていたコトを思い出し、実は意外と重たい内容だったのね、と。。ん!?アメリカが国民に向けた言葉ですかね?(笑)

2 件のコメント:

morimori さんのコメント...

早いですね、レビューのアップが。さすが。外は気持ちのいいお天気で、全く仕事をする気オプソヨの私は、こうして人のブログにコメントしてりしてます。そうね、途中ちょっと記憶が飛んだりしましたが、大筋ではうさうさの意見にAgree!それにしても300億以上の製作費なんだ~。天文学的数字ですね。そんなお金があったら、何か別の有意義なことに使って欲しいものです。アメリカよ。まあスパイダーマンはアメリカンヒーローですからね。

吉村うさうさ さんのコメント...

確かにすごい予算ですよね!?きっとコレくらいの国家予算の小国ってありますよね。
なんかどーしても全てにおいてアメリカが好きになれないんですよね、わたし・・(笑)

morimoriも忘れる前にレビューアップしてくださいね〜。楽しみにしております♪