2008年3月21日

ラベルの中のゲージツ

昨日の絶不調から一転して、なぜか体調が絶好調だったので、久しぶりにゲージツ鑑賞のため六本木ヒルズへ。

ムートン・ロスシルド ワインラベル原画展」@森アーツセンターギャラリー。

フランス・ボルドーの5大シャトーのひとつ「シャトー・ムートン・ロスシルド」。そのクオリティーの高さ&知名度だけでなく、毎年著名な芸術家によって描 かれるワインラベルでも有名なワイン。それはカンディンスキー、ダリ、ピカソ、ミロ、ウォーホルなどなど錚々たる顔ぶれ。この展示会では1945年から現 在ま での約70点のラベルの原画を見ることができます。

正直うさうさはシャトー・ムートンを味わったことないので、どんなモンかは知りません(笑)。なにかの写真でシャガール、ジャン・コクトー、キース・ヘリ ングが描いたラベルを見たことがあるという程度。自由気ままに描かれたラベルデザインばかりかと思いきや、シャトー・ムートンのシンボルである羊(ムート ン)とぶどうをモチーフにして描かれているモノが多かったなぁ。(そういうオーダーなのかな?)

実際の原画は大小様々ですが、ワインラベルという限られたあんな小さなスペースに感性を表現するのですから、なかなかスゴイです!そもそも自分のワインにお気に入りのアーティストの作品を貼ってしまおう!というオーナーのアイディア自体がスゴイけど。。(笑)
この試みを始めた前オーナーのフィリップ・ドゥ・ロスシルド男爵にはアーティストの友人が多かったらしいのですが、ワインラベルの制作を依頼された人たちも最初はビックリしたのではないでしょうか!?

こんな小さなアートもこれだけの枚数があると圧巻です。今では「ワインとアートの融合」なんて言われてますが、きっと始まりは大富豪のちょっとした遊び心だったのかもしれませんね。

う〜ん、なんだかワインが飲みたくなりました(笑)

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