TSUTAYAは定期的に半額レンタルするので助かります♪(準新作&旧作のみだけど)
相変わらずうさこが寝静まってからの映画鑑賞ですが、ボチボチと。。
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「プルミエール〜私たちの出産〜」
2007年/フランス
監督:ジル・ド・メストル
うさ評:★★★★☆
5大陸10カ国の異なる文化や背景を持つ女性たちの出産ドキュメンタリー。出産が題材なのに意外にも監督は男性だそうです。。
イルカが見守る中、水中出産する女性。医療機関の助けなしで仲間と一緒に自宅で自然出産する女性。出産直前までステージに立つフランス人の女性。サハラ砂漠で出産する遊牧民の女性。貧困の中、産婆さんに取り上げてもらうインド人の女性。アフリカの広大な土地の中で、昔ながらのしきたりにのっとって出産するマサイ族の女性、などなど。。
我々は病院で出産することが普通だと思っていますが、これを見ると世界では病院で産む(産める)方が少ないのですよね。。
一方でベトナムにある世界最大の病院では、まるでベルトコンベアー式にどんどん分娩が行われ、次々に新生児たちが保育器の中に並べられていく光景は空恐ろしかったりします。
出産は病気ではないと言われますが(だから保険きかないし・・)、この映画を見ると出産がいかに危険を伴う命がけのものであるかということ、でも人間が古来より営んで来た自然かつ神聖な行為であることが分かります。
出産前に観ておきたかったのが叶わず産後になってしまいましたが、今となっても観て良かった!ますますうさこが無事産まれて来てくれたことが奇跡に感じました。
ちなみに、この映画は明らかに自然分娩肯定派のドキュメンタリーなので、「出産は絶対無痛分娩がいい!」という方、あるいはまだ子供を持つ予定がない方(かなりショッキングな場面あり)にはあまりオススメしません(笑)
「インクレディブル・ハルク」
2008年/アメリカ
監督:ルイ・レテリエ
出演:エドワード・ノートン、
リヴ・タイラー、ティム・ロス
うさ評:★★☆☆☆
子供の頃アメドラの超人ハルクを観てハルク好きになった(?)アヒル氏のために借りて来たのですが、あれ?ハルクって数年前にも映画化されてたよね!?続編?
03年に映画化されたアン・リー監督のハルクはイマイチとの評価だったそうで、今回は監督、スタッフ、キャスティングを一新しての「リニューアル作」だそうです。。(苦笑)
で、エドワード・ノートンは前作からずっとオファーされていた主人公ブルース・バナー役(心拍数が上がるとハルクになっちゃう人)を今回やっと快諾。脚本にもかなり携わっているという力の入れようだそうです。やっぱりノートンはいい役者さんですよね。。でもリヴ・タイラーはどうもね〜。ヒロインなのに全然萌え〜な気分にならないんですけど、うさうさ・・(涙)
ま、アメコミなので、内容うんぬんは置いといて、もちろんアン・リー監督のハルクよりは数段面白いです(笑)いや、そもそもなぜアン・リーがハルクをやろうと思ったのかがナゾだ。。
で、最後はあのアイアンマンのトニー・スタークが登場!作品の枠を越えてハルクとアイアンマンの競演で続編ということか!?ハルクもアイアンマンも、両方とも主人公は天才的な発明家、もしくは博士なので、あれよあれよという間にいろんなモノを作ってしまう。。(苦笑)そんなに天才ならもっと世界平和のために役立てて欲しいもんですね。
ま、なんでもアリでいいですよ、アメコミなんでね♪
「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
2007年/アメリカ
監督:マイク・ニコルズ
出演:トム・ハンクス、
ジュリア・ロバーツ、
フィリップ・シーモア・ホフマン
うさ評:★★★★☆
酒と女が大好き!でもなぜかみんなから愛されキャラであるアメリカ下院議員チャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)。一見お気楽男のような彼が米ソ冷戦を終結に導いた立役者・・らしい。この映画はそんな彼がいかにして世界を変えたかを描いた実話をベースにした映画・・らしい(笑)
79年にソ連がアフガニスタンに侵攻開始。ひょんなことからチャーリーはそんな情勢に興味を持ち、彼のパトロンで、愛人でもある大富豪で反共産主義社のジョアン(ジュリア・ロバーツ)から、アフガニスタンのイスラム教徒のゲリラ集団ムジャーヒディーンに対して資金と武器を提供するよう提案を受ける。
そして、チャーリーはジョアンとCIA局員のガス(フィリップ・シーモア・ホフマン)と共に、彼の政治的人脈を駆使し、パキスタン、エジプト、イスラエルなど宗教対立国を巻き込んで(宗教敵対国イスラエルからソ連製の武器をアフガンに送り込むという離れ業を画策)、アメリカは秘密裏にアフガンに資金&武器支援し、ソ連の撤退を勝ち取る。
が、結局このことはアフガンでゲリラを育てることとなり(ビンラディンもここで訓練を受けている)、後には911という大惨事を生むことになるのだから、歴史とは皮肉なものですね・・で終了。
いや〜、なかなか面白かったです♪これってどこまでが本当なんでしょう!?あの頃の世界情勢や政治情勢が分かっていないと???となってしまうのが注意点ですが、決して真面目な政治ドラマに仕上げておらず、むしろコメディタッチになっているのは、やはりチャーリー、ジョアン、ガスたち俳優陣の力量。
しかし、アメリカってヘンな正義心を振りかざして人のケンカに勝手に入り込んで、でも途中で放り投げてしまうという性質は昔からなんら変わってないのね。。(苦笑)
最後にチャーリーが「アフガンに学校を建てよう!」と提案するのですが、「おいおい、アフガンはもういいだろ!」と却下されてしまうところが笑えました。結果、アフガンの子供たちに自由主義を洗脳するこをができず、ゲリラだけが育っちゃった・・というオチです。
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